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低温反応制御システム

概要

液化窒素と熱媒を熱交換して冷却(~-120℃)された熱媒を供給・循環する装置です。

熱媒は、反応槽のジャケットに供給され、反応槽内部を低温の環境に保ちます。オプションで熱媒の加熱も可能です。

特徴

特徴1:優れた温度応答性

-196℃の液化窒素により、冷却応答性早く制御精度が高い。温度設定も容易に変更可能。

 

特徴2:合成・反応歩留まり向上サポート

-100℃前後の低温環境利用により、合成・反応収率向上が見込めます。

 

特徴3:地球にやさしい

空気中成分を利用した自然冷媒(液化窒素)を利用。

 

特徴4:シンプル・静音構造

冷却システムの構成がシンプルで保守・管理が容易。同規模冷凍機と比較して運転音も極めて静か。

 

特徴5:高効率熱交換

・熱交換効率が高く、熱媒必要量も少ない。


低温反応制御システムの概略系統図

低温反応制御システムの写真

効果

以下のような負荷変動や様々な温度設定に対する素早い追従が可能です。

高い温度制御精度の実績があります。

用途

低温合成、低温反応、反応熱除去、反応暴走防止など幅広くご使用いただいています。

プラントスケールからラボスケールまでお客様のニーズに合わせて幅広くご対応いたします。

実績

当社は1970年代より本システムの設計、製作、販売を手掛けております。

現在までに、冷却能力800kcal/h~360,000kcal/hの実績があり、小規模のラボレベルから、生産プラントレベルまで幅広く対応しており、お客様のご要望に応じてカスタマイズいたします。

また、医薬製造工場で実施されるGMPへの対応も豊富な実績がございます。

動画

ラインナップ


直接冷却方式

液化窒素を反応槽ジャケットに供給して内槽を冷却する方式です。

シンプルで安価な冷却方式ですが、温度制御精度は反応槽の熱伝達状態に依存します。


クールマイスター

ラボレベルの小型冷却槽に適した低温反応制御システムです。

液化窒素で冷却される熱媒体にフラスコなどを浸漬して冷却する開放式の装置です。


ハイブリッド方式

基本冷却は機械式冷凍機を用いて、ピーク時のみ液化窒素式を使用するハイブリッド方式により既存設備の活用及びランニングコストの低減が実現できます。

カタログ/お問い合わせ

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